『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読んで

エリート達も、今の時代を読めなくなっているのか?

VUCAという言葉を、よく耳にする。

そこで、システムから大きなメリットを得ているエリートが

システムそのものの改変を目指して、

美意識を鍛えているという現象が見受けられるという。

ワタシは、決してエリートではないが、

わかりやすく、一つの答えがポンとある、

そんな時代では、もうないのだろうということは、

肌感覚ではあるが、少しわかって来ている。

ただ、答えがないのだから、何とも悩ましいというか。

まあ、もともとは、答えなんてなかったにも関わらず、

答えのある問いかけに対し、答えを出すということに、

慣れてしまい過ぎていたということなのかもしれない。

そんな今、手にしたこの1冊は、何とも面白かった。

わかりやすく書かれているので、読みやすく、

そして、これまで本などで得た知見の断片が、

スポッとはまるような感覚が、より一層、ページを繰らせてくれた。

サイエンス偏重の中の、アートの重要性。

とはいえ、サイエンス隆盛の前の、クラフトにも触れられているのが、良い。

また、ワタシの故郷のヒーロー?千利休のことも書かれており、

チーフクリエイティブオフィサーという捉え方が、ほうっと思った。

わかり難い時代にあって、わからないと嘆き、放りなげるのではなく、

自分の中の真善美をしっかりと持ち、時代の中に身を置く。

そのために、どういったものを自分のものにするのか。

一つの指標たり得る1冊と言えそうである。

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?posted with ヨメレバ山口周 光文社 2017年07月19日売り上げランキング :
楽天ブックスAmazonKindle

SNSでもご購読できます。

スポンサー

コメントを残す

*